保育者紹介

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子育てアドバイザー紹介

さおりん(友村さおり)

人はどうやって人間になるのか?教育とは何か?という哲学の視点から子育て理論を展開。
母の個性も子の個性も尊重しながら、ひとりひとりの母と子に合った子育て方法を見つけるサポートをおこないます。

2006年生まれの娘の母。
好きなもの ビール
府立大阪女子大学(現大阪府立大学)大学院修了
文学修士(教育哲学専攻)
出産後、保育士資格取得

メッセージ

野外で自由に

子どもは野外で自由に育てたい!できるだけ、手出し口出しせずに、子どもが自分で生きていくのを見守りたい!そう思ってスタートした子育てですが、娘がテコテコ歩き出し、自由に振る舞うことが多くなると、公園でそれを実践するのが難しいことに気づきました。
公園には公園のルールがある、ここでは私の子育ては難しい…。同じように思っている人たちと一緒に共同保育がしたい!そう思ってた頃に出会った2人の母たちとともに青空保育あひるの森を立ち上げ、2010年、9家族の集いからスタートし、少しずつ共同保育、共同運営の形をつくっていきました。

大人の友達を作る

子どもたちに大人の友達を作りたいというのも共同保育のねらいでしたので、○○ちゃんのママではなく、大人も子どももニックネームで呼び合う関係ができました。
今や思春期になった娘は母には言いにくい話も「大人の」友達に聞いてもらっているようです。
「子どもの世界を大切に、手出し口出しせずに見守る」ということは、実際に挑戦してみると考えていたよりもずっとずっと大変なことでした。
子どもたちの喧嘩や仲間はずれ、みているだけで大丈夫かと不安になったり、切なくて胸が苦しくなることも…。
そんな中で、共通の理念の重要性、母の気持ちを我慢せずに出し、仲間とシェアすることの重要性を感じ、勉強会やミーティングが充実していき、年々、理念も大人の見守る姿勢もブラッシュアップされていきました。

オトナがそだつ

そうなってくると、就学前まであひるの森で過ごして欲しいという、創設当初からの私の野望がむくむくと…。
そんな時、「小学校行くまであひるにいたい」といってくれる親子の出現で、お預かり制度がスタートしました。
いざ始めてみても最初は戸惑うこと、悩むこと、たくさんありました。
でもその度に、仲間とともに、ひとつひとつ問題に向き合い、話し合いを重ねてきました。
そうして結局いつも、「子ども自身が自分を創る。大人はただそれを見守るだけ」という理念に立ち返る。
それは私一人が理念を提唱していても成し得ることではなく、目の前で起こることに本気で向き合い、心を揺らし、話し合いを重ねる仲間がいるからこそ行き着ける結論であり、だからこそ力をもつのです。
何度も何度もそういう時を繰り返し、そのたびに理念が深まり、オトナがそだつ。私もそだちゆくオトナのひとりとして、みんなと過ごしてきました。
そしてこれからもメンバーは変われどもそういう時を繰り返しながら、あひるの森も、仲間も私も、常に更新されていく。それがあひるの森の共同運営です。

全力で自分を生きるあひるの子ども達

あひるの子どもたちの目はキラキラと輝いています。
それはきっといつも全力で自分を生きているから。一生懸命ものを見て、感じて、考えて…いつも全力。
そして、「自分の気持ちを大切にしながら、仲間とうまくやっていく」という言葉にしたら簡単だけれども、多くの大人ができていない姿を彼らは日々私たち大人に示してくれます。
野外保育に憧れ、共同保育に憧れ、進んできた道ですが、こんな素敵な世界にやってこれるだなんて、創設当初は思ってもいませんでした。
全力で今を生きる子どもたちと、日々思いを重ねあい信頼関係を結び続ける大人たちと、共に歩める毎日はとてもとても幸せです。

見守りスタッフ紹介

みかやん

私は長女がちょうど1歳になった年に、運良くあひるの森に出会いました。
はじめての子育て。まだまだ目の前の子どものお世話に追われる日々でしたが、それでも娘が歩き始める頃には自分も子どもも外に出てのびのび過ごしたいな、と当時はそんな漠然とした思いでいました。
初めてあひるの森で出会った母たちはみんな我が子よりも年上の子を持つ母たち。
そんな逞しい母たちの背中を見て、凄いなー!と思いながら過ごしていたことが懐かしく思い出されます。
子どもを見守るということの楽しさや難しさ、子どもたちは日々一生懸命に生きていると心底思えること、森で母たちと過ごし子どもたちと過ごす時間はたくさんのことを感じさせてくれ学ばせてくれます。

悩みや気持ちを共有していく中で新しい発見があったり、自分だけじゃないいろんな母たちの目線があるからこそ子育てが楽しくなる。
そう思えるようになれる共同保育。
自分自身がここで子育てができたことが今の自分の生き方に繋がっています。

以来長男が卒園するまでの約9年半活動に参加し、その後あひるの森の活動をサポートしています。
預かり当番として森で過ごしている今でも、まだまだあひるの森の子どもたちから学ぶことはたくさん。
我が子の成長の中で出てくる迷いや悩みも、原点であるあひるでの学びや、預かり当番に入り子どもたちと接する事が日々がんばろうと思える力になっています。
より多くの大人たちや子どもたちが、共に生きる、共に学ぶ共同保育に出会ってほしいなと思います。

ようこさん

子が年長の年の1年間、あひるに参加させていただきました。
人見知りだと思っていた我が子が、あひるの母たちの事は愛称で呼び、いろんなお話をしていた様です。
私も、お預かりの時にあひるの子どもたちが「色んな自分」を安心して出せるような人になれたらなあと思います。

りえちゃん

子どもを信じて見守ることで発揮される子ども達のパワーは偉大だなぁといつも驚かされます。
その成長をあひる母と喜び合う時間が、至福のひとときです。

かよちゃん

森とあひるっ子が大好きです。人と自然に真摯に向き合う子ども達の姿にいつも胸が熱くなります。